医師転職ノウハウ

医師転職をして勤務時間は減ったのに年収UP!その理由とは?

2017年7月11日

医師の過酷な労働に収入が見合っていない現実


何のために転職を志し実行へと移すのか、その理由や目的には個人差があるでしょう。
現在の過酷な労働環境から逃げ出したいと考える医師も少数ではないはずです。

逃げ出すという表現には語弊があるかもしれません。
実際に医師の大半は過酷な労働を強いられており、およそ半分は過労死ラインを超える残業をこなしているとも言われています
そこから脱したいと考えるのは当然のことでしょう。
心や体に無理がきているようであれば、なおさらそう考え転職を検討することは自然であり、これに対して誰も非難はできないはず。

問題なのは、その厳しい労働環境の元で働く大半の医師が、それに見合った報酬を得ていない点です
多くの残業時間をこなさなければならない状況であっても、それが納得できるだけの報酬が得られれば転職を考え出さない医師も多いでしょう。

しかし、現実ではそうなってはいないのです。
特に勤務医は労働時間やその過酷さと報酬のバランスが歪であると指摘されています
勤務医は1,000万円を超える平均年収であると言われていますが、果たしてそれが割に合っているのでしょうか。

一般的な労働者から比較すれば確かに高給取りなのでしょう。
しかし、命を預かり、夜勤に相当する当直や突然呼び出されるオンコール、そして派閥や組織間の人間関係にも四苦八苦しながら過労死ラインをオーバーするような勤務時間を求められ、それで1,000万円程度の収入であれば、やはりアンバランスであると言わざるを得ません。

転職は、そのような状況から脱するための一つの手段であると考えるべきでしょう。
本来は医療業界そのものがこの状況を打開していかなければけないものの、それは早急に改善されるものではないため、やはり医師個人が動き、勤務時間と年収のバランスを整えていく必要があるのです。

過小評価される医師の能力


なぜ医師は、勤務時間やその過酷な労働環境に見合った報酬を受け取ることができないのでしょうか。
一部の人間のみが利権を搾取し、それが医師全体に広がらない業界そのものの体質にも問題はあるのでしょう。
しかし、一般の人々の意識や感覚的な部分にも、その原因が存在しているように感じてなりません。
端的に言えば、医師の能力や仕事というものが過小評価されているのです

医師免許を持っていれば、その全てが医師としての職務を全うし、確かなスキルを持っていると思われる風潮は未だに根強くあるでしょう。
医師として働いていればわかるはずですが、とんでもありません。
医師それぞれ有しているスキルも異なれば、知識もまちまち。
それによって診療結果も当然変わってくるわけです。

にもかかわらず、医師ならできて当たり前、そのように考える人たちが多く存在していることが、労働環境と収入のアンバランスさを生み出す原因になっているのではないでしょうか。

どの分野・領域においても診療には確かなスキルと知識が不可欠であるにもかかわらず、「その程度はできて当たり前」と、言葉は悪いですが患者などに見下されている現実があるのです
モンスターペイシェントなどはその例です。

医師の行う診療は、手術なども含め、決して簡単なことではありませんし、それができて当たり前ということもありません。
このような医師やその能力を過小評価する風潮が続く限り、業界全体の労働環境の改善と、医師全体の収入アップを図ることは難しいと考えられます。

医師転職で労働面の改善、年収が上がった事例多数


労働環境の改善と収入アップのために業界に期待するのは得策ではありません。
医師免許とこれまで積み上げてきた技術等があるわけですから、それをフルに活用して次の職場を探す、これが労働環境の改善と年収を上げるための最善策であると考え行動へと移すべきです。

実際に、転職することによって労働面が改善され年収が上がった医師の事例は後を絶ちません
例えば、ある大学病院に勤務していた医師は、その長時間労働にもかかわらず平均以下の報酬しか受け取れない環境に嫌気がさし転職した結果、当直及びオンコールを担当せずに、しかし年収を200万円も上げることに成功しています。

あるいは、ある中規模病院で外科医として働いていた医師がクリニックへと転職した結果、残業時間はほぼゼロとなったにもかかわらず、年収は50%もアップしています。

他にも、転職によって人間関係のトラブルから解放されたことに加え、収入アップを実現したという事例もあれば、年功序列によって報酬額が決定する古い体質の病院から、能力と実績を正当に評価する病院へと転職することに成功し、結果、収入の大幅アップにつながったという事例もあるのです。

これらは決して珍しい事例ではありません。
病院からクリニックへ、病院から企業へ、病院から製薬メーカーへなど、勤務先の業態を変化させることで労働環境の改善と年収上昇の両方を手に入れた医師も多数存在しています。

現在のアンバランスな状況を覆すには、転職という手段を講じることがベストな選択となるのではないでしょうか。

医師が活躍できる環境は無数にある


優秀な人物は、自身を過小評価してしまう傾向があるようです。
自信過剰なイメージを持たれることも少なくない成功者ですが、実はネガティブな思考を持った人が多いことがのちにわかる、そんな例も珍しくはありません。

転職に対して不安に思っている、成功するか否か明確でない限り動き出せない、そんな風に考える医師もいるかもしれませんが、これだけは間違いないと断言できることがあります。

それは、「医師が活躍できる環境は無数にある」ということです
しかも、常時存在しています。

病院でも診療所でもクリニックでも、企業でも介護施設でも医療機器メーカーでも製薬メーカーでも、医師がその腕を振るうことが可能な場は非常に多く、その門戸は常に開かれている状態です。

あとは、医師自身がその扉を自らの意思で叩きに行くかどうか、これだけでしょう。
上で紹介した、現状を打破して働きやすさと年収の両方を手に入れた医師はそれができた、ただそれだけのことです。

現状に満足しているのであれば問題ありませんが、もし少しでも不満があるのであれば、一度動き出してみてください。
現状に留まるという決断は、それからでも遅くはないはずです。

♠POINT
医師が活躍できる環境は無数にあります。
現状を打破するには、「医師自身がその扉を自らの意思で叩きに行くかどうか」にかかっています。
一度動き出してみることが大切です。

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